85.二階幹事長の「女性天皇容認発言」。安倍総理の踏絵戦術妄想論。

二階俊博という自民党幹事長は無知なのか、それとも熟知したうえで敢えて発言したのか。


そして安倍総理の幹事長登用の真の狙いは、親中勢力の炙り出しにあったのか。それとも安倍長期政権肯定論推進の捨て駒だったのか。


二階俊博幹事長の女性天皇容認発言についてである。

江沢民の銅像を全国に設置しようと企てた政界切っての親中議員・二階俊博のこの発言の舞台は反日の権化・朝日系のBS朝日である。

朝日、毎日、日経、NHKなどの反日メディアに読売も取り上げている。


二階幹事長、女性天皇を認めねば「時代遅れ」

 自民党の二階幹事長は25日、BS朝日の番組収録で「女性尊重の時代で、天皇陛下だけはそうならないというのはおかしい。時代遅れだ」と述べ、女性天皇を認めるべきだとの認識を示した。

 皇室典範は皇位継承を男系男子に限っており、女性天皇の実現には典範改正が必要になる。

 二階氏は収録後、記者団に「諸外国でもトップが女性である国がいくつかある。日本にもそういうことがあったらよい」と語った。また、政府が天皇陛下の生前退位を巡って有識者会議設置を検討していることに関し「(女性天皇の検討も)この機会に一緒にやれれば良いが、やれなければ切り離せば良い」と述べた。

http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/elex/20160825-567-OYT1T50114.html


小泉政権時代、女性天皇の容認を論点にした皇室典範有識者会議を発足させたことがある。

この時は悠仁親王のご誕生によって一旦収束したが、先般の今上天皇の詔によって国民的議論になりつつある中での二階発言である。


だがそもそも、初代の神武天皇から2000年余りにわたって綿々と皇統が受け継がれているのは、男系の継承によって万世一系が護られているからである。


二階のいうような女性尊重の時代…などといった視点から論じるのは全くの見当違いである。

ましてや、「諸外国でもトップが女性である国がいくつかある。日本にもそういうことがあったらよい」などとの発言に至っては見当違いも甚だしい。


以下は、小泉時代女性天皇議論が沸騰していたころ平沼赳夫氏から発信された男系継承によってしか万世一系の皇統は護れない!」と題する国会通信の一部抜粋である。


参考資料「男系継承によってしか万世一系の皇統は護れない!」  ( 2005/11/22 )

 小泉総理の私的諮問機関「皇室典範に関する有識者会議」が発足し、「女性天皇を容認するか否か」を最大の論点にしています。


総理・政府は有識者会議の答申を基に来年春の国会に皇室典範を改変する予定とされています。


 マスコミの論説や有識者会議の議論の方向として「男女に関わりなく最初の子が皇位を継承すべきだ」とか「女性皇族の宮家を新設しなければならない」などという言説がひとり歩きしています。


 しかし、有識者会議本来の目的は「安定的皇位継承」の実現にあるはずで、「皇位継承とは何か」の論議なしに女性天皇の論議を先行させることは、あまりにも無節操であるばかりでなく、「皇統」の本質を見誤れば真の「皇位継承」を破壊し、見せかけの「皇位継承」に陥る危険性があります。


有識者会議は、マスコミに迎合するかのように「国民の世論調査の結果も考慮し」「国民の望む平均的結論になるであろう」と、結論の内容を示唆する発言までしています。


 国家の歴史・伝統の根幹にかかわることを論議するに「私的」諮問機関をもって行い、皇室伝統について先人たちより受け継がれてきた意思を無視するが如き結論を拙速に進めることは大きな問題があると思わざるを得ません。


 女性天皇是非論の前に皇統の「男系継承」「万世一系」とは何か、先人たちがなぜ護り抜いてきたのかいう観点から検証し、かつての「女性天皇」の果たされてきた役割と「女系」との違いを明確にしておかねばならないと思います。


 この論点については増山佳延氏の論文「男系継承によってしか万世一系の皇統は護れない!」が非常に明確で、判りやすくまとめられていると思われますので増山氏のご諒解を得て、その骨子をご紹介させていただき、参考資料とさせていただきます。(以下略)

【男系継承によってしか万世一系の皇統は護れない!】


長文になるので以下に続く増山氏の資料は割愛させていただくが、よくまとめられているのでURLから検索してぜひご覧いただきたい。

また、以下の元皇族・竹田恒泰氏の見解については、分かり易く解説されているのでご参考までに。


竹田恒泰著 「皇族たちの真実」より

http://blog.goo.ne.jp/ginga7788/e/f57628e4027b9492ffab0369558ed75f 

なぜ男系継承にこだわったか


男系継承による「万世一系」は口に言うのは容易(たやす)くとも、これを少なくとも1500年以上、場合によっては2000年以上といった長きにわたって、一度も途切れさせることなく繋いできたことは、困難の極みであり、これは先人たちの並々ならぬ努力の賜物だといえる。


我々の祖先がどれほどまで皇位の男系継承にこだわり続けてきたか、お分かりいただけただろう。では、先人たちはなぜ、皇位の男系継承に執念ともいうべきこだわりを貫き通してきたのか、その理由について現在の皇室制度改革議論における視点を含めて述べることにする。


世界最古の家柄


なぜ、男系にこだわらなければならないのか。その最たる理由は、皇統の男系継承は2000年の伝統があるからということに尽きる。これだけ長い間育まれ、そして守られてきた伝統的慣習を簡単に変更するというのであれば、それは先祖に申し訳ないことであると考えなくてはならない。


「皇統はなぜ男系により継承されなければならないのか。女系ではいけないのか」という設問に出会うことがあるが、この設問は的を外したものであるといわざるを得ない。なぜなら、男系により継承されてきたものを 天皇家というのであり、皇統が女系により継承されたとしても、それは 天皇家とはいえないからだ。


分かりやすくいうと次のようになる。たとえば、世界最古の木造建築は法隆寺であるが、老朽化が著しいからといって鉄筋コンクリートで立て替えたとしたら、それはもはや法隆寺ではない。鉄筋コンクリートが悪いのではなく、法隆寺に鉄筋コンクリートはふさわしくないということである。


これと同様に、天皇家は男系により継承される世界最古の家柄であるが、男系継承が困難だからといって女系天皇が即位したとしたら、それは 天皇ではなく、皇統は断絶したことになる。


諸外国には女系の王を立てる国があるがこれを批判しているのではない。女系が悪いのではなく、天皇家に女系天皇はふさわしくないということである。したがって、皇位の男系継承は、それが既に2000年続く伝統的慣習というだけで、守らなければいけないことの十分な理由になる。


本来男系を守り抜くことは困難なことであるにもかかわらず、これだけ長く繋げてきたということは、それだけで男系継承には価値があるのだ。そして、伝統というのは、何か必ず忌みがあるから継承されてきていることは既に述べた。先人たちがこれほど長い間大切にしてきたものであるなら、その理由に関わらず、先祖に敬意を表して継承していくべきだろう。


しかし、だからといって先祖が男系継承にこだわった理由を全く述べないのは適切さに欠けるので、本書では男系継承の意義について、重要と思われる点をいくつか述べることにする。


血を受け継ぐ人、受け継がない人

先人たちが男系継承にこだわった最大の理由は、男系こそが「皇祖の血を受け継ぐ人」であると観念してきたからである。これを理解するためには、まず「血を受け継ぐ」ことの意味を知らなくてはいけない。それは、「なぜ 天皇は尊いのか」という問いに答えることで明らかになる。読者はこの問いにどのように答えるだろうか。


天皇は頭がよいから尊いのか、天皇は容姿が優れているから尊いのか、それとも 天皇は人気があるから尊いのか、全て否である。もちろん、歴代 天皇の中には大変優秀な方も多数いらっしゃったことは事実である。しかし優秀さなどは 天皇の本質ではないことも事実である。もし頭がよい人を 天皇にするべきなら、東京大学を主席で卒業した人を天皇にすればよいし、容姿が優れていて人気がある人を 天皇にすべきなら、一番売れている芸能人を 天皇にすれば済む話である。しかし、そのように選ばれた 天皇は決して尊くはない。


では、なぜ天皇は尊いのか。それは皇祖、つまり初代天皇の血を受け継いでいるからである。歴代の 天皇は、皇祖の血を受け継いできている。それゆえに 天皇は尊いのである。東京大学に入ろうと思ったら、試験をパスすればよい。総理大臣になろうと思ったら選挙で当選し、首班指名を受ければよい。しかし、いかに才能があろうとも、人気があろうとも、聖人君子であろうとも、皇統に属する男系の子孫でない限り決して天皇になることはできない。だから 天皇は尊いのだ。

このように、日本では古来より 天皇の男系の男子が皇祖の血を受け継ぐと観念されてきたことで、皇位の男系継承が伝統的慣習になったのである。そして、血を受け継いできた期間が長ければ長いほど、天皇は尊くなる。もし今が古代で、建国から数百年しか経過していないとしたら、その長さは他の王朝の長さとさほど違いがないので、唯一の存在ではなかったかもしれない。

しかし、「初代天皇が誰であるか」といった歴史学的な議論があるにせよ、日本の 天皇はおよそ2000年以上、また少なくとも1500年以上万世一系を保ってきた。これだけの長きにわたって一っの血筋を保ってきた君主を戴(いただ)くのは、世界広しといえども、日本の 天皇家だけである。

次の理由として、日本の社会は男系社会であるという点が挙げられる。男系社会というと、それは女性差別であると考える読者もいることだろう。しかし、「家が男系により継承される」というのは日本の伝統的な文化であり、決して女性差別ではない。

これは過去の遺物ではなく、また皇室独自の価値観でもない。むしろ男系継承は現代社会に深く根ざした価値観であり、現代人の生活習慣に溶け込んでいる。あまりにも身近であるためにかえって意識することがないのかもしれない。

例えば、現代の日本では男女同権で、女性が結婚後も旧姓を名乗ることも法律的に認められている。しかし、九割以上の女性は結婚後に夫の姓を名乗っている。


この事実は、女性が結婚によって夫の家に入り、その姓を名乗ること、つまり「家は男系によって継承される」という価値観は、多くの日本人にとって違和感がないことを意味する。

継承者がいなくて困っているのは現在の皇室だけではない。伝統芸能の家、代々続く老舗などでは男子がいなければ同じ苦悩を抱えている。そしてその悩む姿は日本社会では自然な姿である。

男系継承という考え方は、現代とは縁もない遠い昔の理論ではなく、また皇室独自のものでもない。まさしく長い間日本の社会に深く浸透した価値観である。


平成17年11月24日に「皇室典範に関する有識者会議」は、皇位継承はこれまでの男系継承に替わって第一子優先にすべきであると結論したが、男女の別なく第一子に家を継がせるという価値観は、むしろ現代日本には馴染みのない価値観であり、違和感があると私は思う。

男系と女系を区別することで、家の領域がはっきりし、誰がどの家に属しているかが明確になることは既に述べたが、これを崩してしまうと、本家も分家も、はたまた女系の他家までもが同じ位置づけになってしまう。

すると 天皇の近親者の数が何倍にも膨れ上がることになる。時代が下るにしたがって 天皇の家族が無限に増大してしまうことになる。そうなると皇室自体が一般の家と変わりがないことになる。そしてそれは男系により継承されてきた世界最古の家柄である 天皇家の断絶を意味するととらえるべきだ。

次に女性天皇の困難性について考えたい。我が国の歴史には八方十代の女帝の歴史が刻まれているが、いずれも中継ぎ役としての特殊な例であり、歴史的に皇位は男性が継ぐべきだとされてきた。女性が 天皇となった場合の不都合を、現代の視点を盛り込んで述べる。

(以下略)

二階氏の発言は、男系、女系について勘違いしているのか頓珍漢なのか、はたまたとぼけているのか。

にも拘らず、反日メディアは万世一系との矛盾について一切触れていない。
このような論点を無視して発言する者は、まず反日・売国とみて間違いないだろう。
なぜならば、男女平等などとは別次元の問題であるにも拘らず、女系・女性を持ち出すことによって皇室崩壊につながることを意味するからである。

さて、安倍総理の二階幹事長登用についてである。
拙ブログでは以前この件に言及しているが、詳しくは以下である。

二階幹事長就任の意義。

二階氏は国家基本的理念については、総理と一線を画することは周知されている。
かつては小澤一郎氏と行動を共にした経歴があり、小池百合子氏や石破茂氏と同じく政界渡り鳥の異名を持つことで知られている。

故に、党内では亜流の存在であるが、小池氏や石破氏とは別の処世術で安倍政権下では党三役を二期連続で登用された。
年齢的にも総理総裁を狙う脂ぎった野望はなく、もっぱら安倍総理の心中を読みつつ、昨年の総裁選では無投票再選を先導し、幹事長就任前にはいち早く、安倍長期政権構想に言及するなど、独特の処世術で党内実力者の一角に食い込んでいる。

就任早々から、小池・若狭氏の除名問題に対して寛容な姿勢を示し、尖閣問題についても中国大使に遺憾の意を表明するなど、その存在感は「ロケットスタ-ト」と揶揄されるほどである。

安倍総理は、中国対応の潤滑油として、また党内への影響力を活用し、総裁任期延長論の先導役としての思惑が起用の理由と考えられる。

だが、ここにきての女性天皇容認論によって、早くも本性を現し始めたように見受けられる。
かつて総理は、反主流派であり旧・竹下派の流れを汲む額賀派の小渕優子氏を重要閣僚(経産大臣)に登用し、スキャンダル問題で更迭。中国期待の星、初の女性宰相の目を摘み取った前歴がある。

今回の稲田朋美氏の防衛相起用は、余命ブログでも指摘の通り、゛安倍総理のGOサイン゛とされる。
この起用は、特亜にとって最も刺激的な人事であり、これが引き金となって尖閣、竹島、北の核問題が活発化している。
こうなることを読み切って、敵を誘発することを狙った戦略だったとみることができる。
自ら手を下さずに、相手からの仕掛けを誘発し、既定事実化して引き込む…という安倍戦略の一環である。

これによって、有事を法意とする対外存立、外患罪適用の既定事実を作り出したのである。
余命本4の「外患誘致罪」について余命翁氏から解説されているように、起稿時点では竹島事案しかなかったが、稲田起用によって中国、北朝鮮を加えた特亜三国の対外存立を既定事実化するという一括駆逐戦略が願ってもない現実となったのである。

稲田人事が「外患罪GOのサイン」だったというのは、以上の意思表示だったと考えられる。

話を幹事長人事に戻そう。
二階氏は、漸く上り詰めた党NO2・幹事長就任にいささかはしゃぎ過ぎた様である。
安倍総理の稲田登用によって、特亜がそろい踏みで対外存立の既定事実化することまで、二階氏は読んでいたのだろうか。

つまり、総理はこうなることを想定し、二階氏に踏絵を迫ることを意図していたのではないだろうかと…。
仮にそうだったとすれば、二階氏が本性を現すのは総理が想定する以上に早く馬脚を現してしまったのではないだろうか。

安倍総理は、与党公明党と党内獅子身中の虫にまで網を広げ、一括駆逐を仕掛けたのかも知れないのである。

以上の推測については、今後の流れを観察するしかないが、皆様はどのようにお考えであろうか。


この記事へのコメント

  • ラブマミー

    こんにちは、大和心様。
    日月神示の完訳を持って居ますが
    解釈が難しいですが
    内記様が訳して下さる悟りには
    解りやすく書いてくださるので
    ワクワク、大和心様のコメント欄も
    拝見させて戴くのが楽しみにです。
    何時もありがとうございます。
    感謝です。
    2016年08月28日 11:34
  • 内記正時


    大和心様、皆様
    ここしばらく主様のブログも本来の政治マターが扱われ、私自身も日月神示の観点からコメントすべきことが特になかったので、もっぱら主様や皆様のご高説を拝読し、勉強させていただいておりました。
    ところがここに来て、二階幹事長の「女性天皇容認論」に端を発し、皆様からも皇位継承に関わる「男性天皇、女性天皇」或いは「男系(父系)天皇、女系(母系)天皇」等について様々な意見が寄せられています。これについて私からは、日月神示の視点に立って愚見を申し述べたいと思い、久々にコメントを投稿させていただきます。

    2012年7月、私の処女作『ときあかし版 完訳日月神示』が刊行されましたが、私は本書の中で「万世一系」について次のように解釈していますので、まずはご一読ください。

    (引用開始)
    神武天皇が、実は人皇であり、岩戸閉めの一つであることはわかった。しかし、それは大昔のことで、紀元節によれば二千六百年以上も過去のことだ。日月神示は、そのような過去を明かしておいて、結局どうせよというのだろうか。
    それが、次の神示である。

    血尊べよ、血は霊であるぞ神であるぞ、血にごしてはならんぞ、血はまぜこぜにしてはならんのぢゃ、黄金(こがね)は黄金の血、白銀(しろがね)は白銀の血、黄金白銀混ぜ混ぜて、別の血つくってはならんのぢゃぞ。外国には混ぜこぜもあるなれど、元を混ぜこぜならんのざぞ、混ぜることは乱すことざぞ、学はこの大事な血乱すように仕組てあるのざぞ、それが良く見えるようにしたのは悪神ざぞ。人民の目くらましているのぢゃぞ、(以下略) (第二十巻「梅の巻」第十五帖)

    この神示で、最初に指摘しておかなければならないのは、「日本人が外国人と混血してはならん」と言っているのではないということである。日月神示が降りたのは二十世紀半ばなのだ。どこに民族的に純粋な日本人がいようか。仮にいたとしても、どうやって証明するのか、そんなことは不可能だ。外国人と結婚してはならんなどとは、大昔ならともかく現在では常軌を逸している。だから、これは混血禁止を言っているものではない。

    私はこれを、「万世一系を乱してはならん」と解釈する。「血尊べよ、血は霊であるぞ神であるぞ」という表現からそれがわかる。また、「外国には混ぜこぜもあるなれど、元を混ぜこぜならんのざぞ、混ぜることは乱すことざぞ」とあるように、外国では他所から来た者が王になることも頻繁にあったが、元の国、神の国である日本はそうであってはならん。それは乱すことだと明言し、日本と外国の違いを浮き彫りにしている。
    決定的なことは、悪神が「血乱すように仕組てあるのざぞ、それが良く見えるようにして、人民の目くらましている」と述べている部分だ。全ては悪神のたくらみだという。

    この帖の真意は何だろうか。
    「万世一系」というからには、天皇の系統(皇統)が唯一つのものから出ており、それが永遠に継承されるということだ。血を尊べ、混ぜこぜにしてはならんということとピタリ一致する。また、今上天皇で百二十五代となる皇統も、万世一系とされているからこれとも合致する。
    皇統は、原則として「男系男子」が継承することとされている。適任の男子がいない場合は、一時的に男系の女性天皇が立ったこともあるが、それは緊急避難的な、あくまで一時的な措置であり、適任の男子が現われると、男系男子に戻った。(中略)

    余談であるが、男系男子に固執する論者の理由を読んだことがある。その中の一つに、遺伝の話があった。初代、神武天皇は男性であったから、万世一系とは、男の性別を決定するY染色体を遺伝的に継承することだというものである。
    失礼ながら、これには笑ってしまった。生物学的に万世一系を理由付けようとしているのだろうが、それならば神武天皇を通り越して、人類の祖先とされる類人猿にまで遡る事も認めなければならない。また、皇祖神、天照大神は女神とされているから、男系男子に拘ることには一貫性がない。むしろ、女性天皇の方がしっくりすると考えた方が自然ではないか。

    ところが、神示によればこのような議論は、実は、全くのナンセンスなのである。皇位継承問題を論ずること自体が悪神のワナに嵌っていることになるのだ。なぜなら、万世一系の血は、とっくの昔に乱れているからである。既に乱れている血をどうやって継承すべきかという議論ばかりしているから、悪神のワナに嵌っていると神示はいうのだ。
    どういうことか。明敏な読者はもう気付いている筈である。
    神武天皇が人皇として立たれたのが岩戸閉めであった、このことなのだ。既に神武天皇の時から「てんし様」の血は乱されていた。日月神示はそう読める。だから、天皇の起源を、人皇である神武天皇に求めて皇位継承を論ずることは、人皇から一歩も出るものではなく、神示から見れば、悪神の手の上で踊らされていることになるのだ。

    ここまではいいだろうか。
    最大の問題は、実は、ここから始まる。
    初代神武天皇が「てんし様」ではなく人皇であるならば、そこから万世一系で今日に至る全ての天皇、百二十五代に及ぶ全ての天皇もまた人皇に他ならないことになる。これは紛れもなく人間から人間への遺伝だから否定しようがない。つまり、どの天皇も「てんし様」の子孫ではないということになってしまう。
    だが、私は、既に「てんし様」は昭和天皇、今上天皇によって具現されつつあると論じてきた。これはつまり、人皇の末裔が「てんし様」になるということだ。血がにごったままで「てんし様」になるという意味になる。どう考えても、これは自己矛盾ではないか。私の解釈は、ここに来て巨大な壁にぶち当たったように感じられた。

    そして、最大の問題は、意外とあっさり解けてしまった。
    私もまた、悪神のワナに嵌って生物学的な血の継承のみを一生懸命考えていたのだ。「てんし様」の子孫はどうすれば見つけられるのか、見分け方はあるのか、血統の証とは何なのか、そんなことを考えていた。
    しかし、わかる訳がない。何の手掛かりもない。一度は笑ったあのY染色体を主張した論者を笑えなくなってしまった。
    そして、迷ったら原点に戻る。何度も読んだ先の神示にもう一度目を通した。
    「血尊べよ、血は霊であるぞ神であるぞ・・・・」、血は霊 、血は神、そうか、血は神だった。血を尊べとは、生物学的な血統、血縁ではない、神としての血を尊べということだ。つまり血統ではなく「霊統」だ、霊統を尊べということだ。突然の閃きだった。
    肉体ではなく、肉体に宿る「てんし様の神霊」こそが最も大切であり、それを尊べと神は仰っているのだ。
    万世一系とは、「てんし様の霊統」を指していう言葉だったのだ。
    (引用ここまで、同書111P~116P)

    長い引用になって恐縮ですが、上記のように、てんし様(スメラミコト、真正天皇)の「万世一系」とは「血の継承」ではなく本来「霊統の継承」であると解されます。
    しかしながら、神武天皇が神ならぬ「人皇」として即位した時から日本の「岩戸」が閉められて、悪神の支配する長い歴史へ入っていったと日月神示は説いています(無論これも大きい意味では神の経綸です)。皇統の「万世一系」tを「血統(男系男子の血の継承)」としたのが悪神の仕組なのだと、上記神示は述べていることになります。

    日本の岩戸開きの初めの幕開けは、昭和20年8月、日本に原爆が投下され、大東亜戦争に負けた時ですが、この岩戸開きによって人皇から元のてんし様に立ち返られたのが昭和天皇でありました。この時点で、本来のてんし様のご神霊(天津日嗣皇尊大神 あまつひつぎすめらみことおおかみ)が降下され、以降、この霊統が今上天皇に継承されていることになります。

    私は一貫して、皇統の継承に下々の人間があれこれ口を差し挟むのは不敬であり、本末転倒だと主張してきましたが、その根源的な理由もここにあります。
    蛇足ながら、来るべき新時代(ミロクの世)には、てんし様は不死の御玉体(おからだ)になられ、臣民の生命も長くなると日月神示が告げていることを付言します。
    2016年08月27日 18:24
  • 波羅

    大陸の侵略者が使う「男系」「女系」は、日本人が使う意味とはまるで違います。
    多くの日本人の学者はその違いが分からず、無警戒と好奇心から中韓の歴史戦に巻き込まれ利用されています。

    チンギス・ハンは長男をジュチと呼び、後を継がせませんでした。
    中国共産党のトルキスタン、チベット侵略のやり方を見ても、大陸の男たちの行動原理は明白であり、昔も今も変わりません。

    「現地の男は皆殺し、女は全て犯す」…このおぞましい最終目的の手段として、南京大虐殺や従軍慰安婦と三点セットで女系天皇論が創られたのです。
    侵略する側は男系、侵略される側は女系となりますから。
    2016年08月27日 13:38
  • グラス

    桓武天皇の父光仁天皇は、井上内親王の婿養子でした。
    本来なら、その出自から天皇にはなれない立場でしたが、井上内親王の婿養子となったことで天皇に即位したことは、有名な話ですね。

    大名家では、跡継ぎの男子に恵まれなかった場合、娘に一族から婿養子を取って跡継ぎとするのが一般的な形でした。
    また、その婿養子には、先代の娘の男子、先々代の娘の男子といった女系の親族が選ばれることも珍しくありませんでした。


    *夫は主、妻は従と夫婦に主従関係があり、妻が夫より社会的に高い地位には就けない。
    *子の身分は、父親の身分を受け継ぐ。
    という二つの因習が日本には長らくありました。
    だから、女性天皇は、未亡人か未婚に限られ、女系天皇、女系皇族は存在しないのですよ。

    天皇の娘であっても、貴族や士族と結婚すれば、自分より身分の低い夫にかしずくことになる。
    子を産めば、その子どもは皇族にならない。
    それでは、皇室の尊貴性が失われるでしょう。
    だから、「女子皇族は、男子皇族以外と結婚してはならない」と結婚を禁ずる家法が皇室にはありました。


    娘が真の跡継ぎでも、婿養子が当主となり、地位と財産を受け継ぐ。
    娘に跡継ぎの男子が出来ず、側室に男子が産まれれば、側室の男子が跡継ぎとなる。
    夫婦に主従関係があり、女性が社会的な地位に就けない、一夫多妻という社会では、婿養子とその一族に家を乗っ取られるリスクが大きかった。
    だから、皇室以外でも、婿養子は一族の男子から選び、出来るだけ血の近い者を迎えたのです。


    女性天皇・女系天皇容認論の本質は、血の繋がりを重視し、直系(子)を優先するというものです。
    男系継承は、性別を重視し、直系の女子の血筋があっても傍系を継承させることになりますから。

    江戸時代までは、女子皇族を仏門に入れ、直系女子の子孫を作らないことで、傍系男子の継承を護るという策が講じられていました。
    女系の血筋であっても、天皇の孫、曾孫は絶大な影響力を持つ。
    竹田恒泰氏を見れば、女系の血筋であっても多大な影響力を持つことは分かるでしょう。
    彼は、明治天皇の玄孫という肩書きで活動していますが。
    皇女の曾孫で、明治天皇の女系の玄孫です。

    男性だけが持つY染色体は、代々受け継がれる中で、変化する事があります。
    天皇の男系男子だからといって、全員が同じY染色体を持っていると断定出来ませんよ。
    また、一般人の中にも、はるか昔に臣下した皇族の末裔は大勢います。
    天皇の血を引く男系男子を婿に取れば、男系でも天皇の血筋を引くことになりますが。







    2016年08月27日 11:23
  • まかろん

    シイルズの公安対象ネット情報に少し違和感
    シイルズ中身は共産党や日教組の家庭が中心
    元々公安対象だったはずなのに?
    今になってハッキリ言うのは「これからコイツ等仕事につけないよ」アピール?兵役行くから?コッソリ居なくなりそう(笑)

    それと並行するように秋にパククネが来日し、その後に朝鮮兵役忌避者リストアップとか?
    よく出来てますね(笑)
    今居る60代以上は一世か二世の密入国不法滞在で逃げ回ってた世代、調べれば朝鮮人のままでしょう(それらをハッキリさせる為の二年間か)
    それ以下世代は「合法的に日本国籍保有者となった者でない、朝鮮国籍のままの子孫」の連中
    当然、朝鮮国籍者
    亜の国が遡及法有りなので、こうなる事は分かってましたが…余りにも分かりやすい結末
    この年末にかけて在日の行く末を日韓で決めて、実行は来年から
    年末には米軍も事実上完全撤退となるし、北朝鮮はミサイル等ポンポン打ってヤル気満々ですし(笑)
    朝鮮戦争か、露が入るか分かりませんが、在日資産と在日兵役不可避なのは決定事項でしょう
    この夏に何か在日に通知が有ったようで暴れ始めてますし
    捨て駒は分かりやすいですね

    このリオ五輪は日本人の素晴らしさをアピール出来ました
    お茶目なマリオ安倍首相は今はアフリカに行って会談してますね
    さすがサラブレッドは海外の対応も違う
    本格的に全ての筋道が一本化して動き出すのは来年からでしょう
    身近な在日が暴れ始めるかもしれません
    在日の監視を怠らず、尚且つ突発事件にはご注意を
    失礼致しました
    2016年08月27日 10:24
  • 某2chの下衆話ですが、前に浮気汚嫁話で女を汚すような話が出回っていたのを書きましたが、それに付け加えて舅姑もあります
    本当か?というような話から、最近はやり過ぎたからか?時代遅れの遺物扱いに入ってきました
    良き日本人の風習やしきたりを無くそうとする…どの連中かは分かると思います
    昔の米人が英人のままだった頃は街並みもノスタルジックで皆は紳士淑女たる振る舞いのようで、映画も味がありました
    それがカウボーイ等の荒くれモノが流行り、SF世界になった頃から米国の衰退が始まったように思います(金を稼ぎはしたけど国としては威厳を失った)
    大英帝国の誇りを持っていたモノが時代遅れとして淘汰され、新し物好きが主流になった
    いつもいつも新しいモノが出てくる訳ではないのに…
    モノは溢れ、思考は停止し、今は全てがどん詰まりです
    それを打破するには「戦争」しかない
    日本も知らず知らずそういう流れになっています
    日本人に紛れ込ませた朝鮮人等を利用し戦争ゴッコの繰り返しで儲けるしか、もう手立てはないのでしょう
    日本は日本なりの生き方を貫く、その意識と意志がこれから必要だと思います
    古くても良いモノは遺す
    それが飲み込まれない為に必要だと感じます
    話がスレとズレてて申し訳ありません(いつもですが)
    ご自愛くださいませ
    2016年08月27日 09:22
  • 波羅

    続けて、ご存知でしょうが改めて残酷な事実を申し上げます。
    なぜ天皇は男系で無ければならないか?なぜ反日朝鮮勢力は女系天皇を推すのか?の明確な答えです。

    そもそも生物学上、人間を含む動物が子孫を残すとは、男系DNAすなわちY染色体を残すことです。
    これは言い換えれば、天皇のY染色体=日本の国體なのです。
    なぜ人間は戦争をするのか?先祖のY染色体を残すためです。この明確な事実を戦後日本の教育は一切教えません。GHQの共産

    朝鮮人には、男系の先祖のY染色体は一切存在しません。あるのは女系DNAつまりX染色体=オモニのみです。
    日本人には、一万年以上昔の男系のY染色体があります。
    これが何を意味するかは皆さんお分かりでしょう。

    だから朝鮮人は、必死に日本人のY染色体を断絶させようとしています。
    全てはそれが目的です。

    柴犬が世界中のアイドルとなっているのは、一万年以上昔から縄文人と共存しY染色体を残してきたからです。
    だからフェミニストとは、存在自体が国家反逆罪であり破壊者なのです。
    2016年08月27日 03:40
  • 波羅

    「逆説の日本史」で有名な井沢元彦氏ですが、連載当初から古代史への無知が気になってたのですが、見事に反日勢力に誘導され利用されてます。
    今さら弥生人を大陸からの侵略者とか、馬鹿を通り越して、騎馬民族征服論並みの国賊です。井沢氏は出雲族とスサノオの区別すら付いてないのです。
    出雲大社が丹波の出雲大神宮の分社に過ぎないことすら知りません。

    スサノオが島根につくった須佐の国を丹波本出雲の大國主が制圧し、杵築の地に出雲大神宮の柱を一本立てて、社としたのが出雲大社の始まりです。
    ですから天武天皇が代えるまで出雲大社に祀られてたのは、侵略者のスサノオです。

    大國主は海を渡りスサノオの故郷のソシモリも制圧して、新しい国を建てます。それが支良岐(新羅)です。大國主は腰に瓠(瓢箪)を着けてたので、新羅の民から瓠公と呼ばれます。
    新羅の王子、天日矛は大國主から但馬国、播磨国半分、敦賀を与えられます。
    どこも丹波を囲む最重要地。
    大國主の本名は八千矛です。八千矛と日矛が極めて近い血縁関係であることは、明らかです。
    出雲大社は新羅の方角を向いています。高麗の三国史記には新羅は丹波を母体とした国だと明記されてます。

    天智天皇は大津を都としますが、大津を開いたのは丹波の和邇(鰐、王仁)氏です。和邇の国で和(倭)国です。
    大津市の和邇には小野妹子、小野篁、小野小町の墓があります。
    大國主は和邇氏の王です。
    出雲大國主=島根の出雲国だと思い込むから、学者も作家も古事記や日本書紀を正しく読めないのです。

    崇神天皇が丹波を制圧し、、垂仁天皇が丹波の日葉須媛を妃として、生まれた景行天皇に国を、倭姫命に伊勢神宮を任せます。
    垂仁天皇が大津に造った都が穴穂宮=穴太宮で、丹波の亀岡市に穴太という地名があります。
    亀岡市とは出雲大神宮がある本出雲のことであり、穴太衆=出雲族です。
    天皇家は、丹波本出雲の大國主の後継者になることで、日本国を築いたのです。
    垂仁天皇と天日矛のやり取りが記紀にあるのは、その為です。

    いつまで古代史愛好家の皆様は、出雲が島根県だと思い込んでいるのでしょうか?
    こんな調子では女系天皇論や邪馬台国論争を含め反日朝鮮勢力の歴史戦の思うままです。
    倭国=邪馬台国が畿内とか九州にあるわけが無い。
    奈良盆地は当時は湖、九州は古代も戦国時代も争乱ばかりで一つにまとまったことなど一度も無いではないですか。
    2016年08月26日 21:48
  • 神無月

    大和心様。

    二階幹事長の発言を見たときは、確かに不敬に感じました。
    安倍総理が、天皇家の皇統を守ろうとしていることは、二階氏も理解していると思っていますが、突然の女系容認論は不自然な発言です。

    二階氏を利用した、女性天皇推進派の炙り出しでは無いかと勘ぐりました。皇室典範の改正には、憲法改正が必要だと菅官房長官がコメントされていましたから、それに向けての布石かなと思いました。

    「事を計るのは人だが、事を成すのは天である」

    我れ善しの人間が、神に敵うはずも無く、いづれ天罰が下される運命ではないでしょうか?
    2016年08月26日 13:46

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